バラエティに富んだ記録のために
高倍率ズームレンズ18-270mm(モデルB008)のいいところは“子どもの成長に合わせて、子どもとの距離を変えながら撮れる”というところですね。
というのも、赤ちゃんの頃は、いつでもぐっと近づいて撮りたくなるのが親心(笑)。距離が近いから広角で撮ることが多くなりますよね。2、3歳の頃は近づいたり、離れたりしながら、望遠にしてアップで撮ったり、広角で周りの景色も取り込んだりして、いろいろな撮影にチャレンジできるのではないでしょうか。ところが、4歳ぐらいになってくると、カメラを意識して、いざ撮ろうとすると同じような表情ばかりになったり、あるいは嫌がったり……。うちの娘もそういう時期がありましたが、18-270mm(モデルB008)なら、離れたところから、望遠でカメラを意識させずに撮ることができます。成長するにつれて被写体である子どもとの距離が離れていっても、焦点距離の幅広さから、かなりバラエティに富んだ記録が残せる、というわけです。
 
一眼レフの本当の楽しさを享受できるレンズ
子どもができて、その成長をきちんと記録しておきたい。そんな想いから一眼レフカメラを購入する方は多いと思います。はじめて使う方の多くは、一眼レフカメラを持てば高画質で、背景がボケて、雰囲気のある写真が撮れると考えていることが多いようですが、実際にはレンズによる部分が大きいんですよね。
18-270mm(モデルB008)なら、焦点距離を変えて撮るおもしろさを享受できるし、望遠撮影を得意としているので大きなボケを楽しむこともできます。他の機能面でも、定在波型超音波モーター「PZD」は音も静かで、ピントもスムーズに合わせることができるし、「VC」の手ブレ補正も優秀です。そういった意味で、子どもの誕生をきっかけに一眼レフにチャレンジしようという方にこそお薦めできるレンズですね。
“ネイチャースナップ”との相性
もちろん、子どもの成長記録以外でも、使い勝手のいいレンズだと思います。たとえば、私は“ネイチャースナップ”を活動の基本としています。これは何を撮るかを決めずに、だいたいこの場所で何かあれば撮影する、といったスタイルですが、思わぬかたちで動物に出くわしてカメラを向けることもあれば、夕焼けの色に感動してとっさに撮影することも。となると、必然的に広角から望遠までを幅広く使うことになります。その際に、三脚を立てて、レンズを交換している時間はありません。たとえば夕焼けでは空の色はどんどん変化していきますから。
そんな時でも、18-270mm(モデルB008)ならサッと自分の感動した瞬間を、まさにそのままのタイミングで撮ることができる。重量も軽く、機動性にも優れている。子どもだけでなく、自然写真や旅先での撮影とも、とても相性がいいレンズだと実感しています。

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小林 義明(こばやし よしあき)
1969年、東京生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業後、フリーに。
小さな虫や花から、広大な自然風景まで幅広く撮影し、写真展を精力的に行う。作品づくりのために東京を離れ、現在は北海道に在住。
*2013年7月公開