TAMRON

AF 28-300mm F/3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO

185D<光学的特長>

■広角28mmから超望遠域300mmまでをカバーする10倍ズームを実現

広角28mmから超望遠300mmまで幅広い焦点域を1本でカバーするコンパクトな高倍率ズームレンズです。10倍を超える倍率を持ちながら28mm側のF値は3.5を実現いたしました。

■高級硝材の複合非球面レンズとLDレンズを贅沢に採用し、高画質を実現

10倍以上の高倍率ズームレンズでありながら、標準ズームレンズとして携帯性の良いサイズ、最良の画質を実現するために、複合非球面レンズを3枚(2群/L4、3群/L9、4群/L13)、さらに300mmF/2.8クラスに使用している特殊低分散(Low Dispersion)ガラスを2枚(1群/L2、3群/L9)を採用することにより、さまざまな収差を効果的に補正し、高画質を実現しています。特に3群/L9に配されたレンズは、タムロン独自の高度な設計、製造技術により量産化に成功した『LD−非球面ハイブリットレンズ』を採り入れています。

LD−非球面ハイブリッドレンズとは。
28−300mmの光学系には、今までにない新しい硝材、特殊低分散(Low Dispersion)ガラスに複合非球面加工を施した「LD−非球面ハイブリッドレンズ」を採用しています。高倍率ズームレンズの設計で問題になってくる様々な収差――主に球面収差や色収差などの軸上収差――を同時に補正し、ズーム全域で良好な画質を得るためにはどうしてもこの「LD−非球面ハイブリッドレンズ」の量産化が必要でした。特殊低分散ガラスは光の波長による分散性が低く、色のにじみによるシャープネスの低下防止に非常に効果的な反面、非球面形状を創生するための特殊樹脂膜形成の際のガラスの温度管理や研磨面の界面処理が大変に難しく、製造には特別なノウハウが必要となります。タムロンは、独自に培ってきた複合非球面レンズの開発・製造技術、LDレンズの研磨・コーティング技術によりこの困難な課題をクリアーし、「LD−非球面ハイブリッドレンズ」の量産化に成功しました。この「LD−非球面ハイブリッドレンズ」の技術が、他にはない、28−300mmという画期的な高スペックレンズを実現しています。

<機構的特長>

■新開発「クワッド・カム・ズーム」(特許申請中)搭載。常用レンズとして携帯性を重視し、高度な機構設計技術によりコンパクトなサイズを実現。

10倍を超える高倍率ズーム機構をコンパクトなボディに内包させるため、28−200mmで実績のあるトリプル・カム・ズーム方式を更に進化させた、4層構造を持つ「クワッド・カム・ズーム」を新開発いたしました。
通常300mmまでズーミングした場合、ズームカムの繰り出し量はボディのサイズをはるかに超え、トリプルカム機構でもコンパクトなボディの中に収めることが不可能でした。タムロンではこれを解決するためにトリプルカム機構にあらたにカムを追加、他の構成部品と合わせて動き、300mmまでのズーミングを可能にする「クワッド・カム・ズーム」機構を開発いたしました。これにより、繰り出されるカム筒、レンズ群の制御を行い、繰り出されたカム筒を確実に保持いたします。
また、この「クワッド・カム・ズーム」機構とインターナル・フォーカス機構を高度に融合させた「インテグレイテッド・フォーカス・カム」を搭載。これにより、10.7倍の高倍率ズームレンズながら全長93.6mm*最大径80.4mm*(ニコンAFカメラ用)のコンパクトなサイズを達成いたしました。(*28−200mmSuperニコンAF用に対し、全長で11.6mm、最大径2.4mm増加)
この高度な機構はタムロンのすぐれた設計技術により考案され、さらに蓄積された生産技術(超精密成形・加工・製造技術)により実現いたしました。

■インターナル・フォーカス方式の採用により、操作性を向上。

タムロンのインターナル・フォーカス方式は、ズーミングしてもフォーカシングしてもフィルター枠やフード取り付け部が回転いたしませんので、PLフィルターの操作性向上や花形フード採用による効果的な遮光が可能です。

■新開発ズームロック機構搭載。

携帯時の自重落下を防ぐため、ワイド側ズームロック機構を新搭載いたしました。これにより、ズームリングがワイド側で完全に固定されますので、レンズ全長が伸びること無く、スムーズな持ち運びが可能です。

■新デザイン採用により、操作性および質感を向上。

常用レンズとして使いやすいデザインを追求し、ズームリングに新しいラバーパターンを採用するなど外観デザインを一新いたしました。また、高倍率ズームレンズを表わすシルバーラインの採用、フォルムの改善とブラック・ガンメタリック塗装により質感の向上を図りました。

■大型花形フード標準装備

遮光性に優れた大型の花形フードを標準装備。画角外から射し込んでくる有害な光線をできるだけ除去。ヌケの良い描写性能を発揮いたします。

 

仕様

  • モデル名:185D
  • マウント:ニコンAF-D / キヤノンAF / コニカミノルタAF / ペンタックスAF 用
  • 焦点距離:28-300mm
  • 開放F値:3.5-6.3
  • レンズ構成:14群15枚
  • 最小絞り:22
  • 最短撮影距離:1.26m(28mm),0.61m(200mm),0.82m(300mm)
  • ズーム形式:回転式
  • 最大撮影倍率:1:3.7
  • フィルター径:72mm
  • フード:D4FH
  • 重さ:585g
  • 最大径X全長:80.4mmx93.6mm
  • 価格:¥75,000
  • 発売時期:1999年
  • 生産終了:2002年

 

※重さ・最大径X全長欄は、ニコン用の数値です。

※説明文は発売当時のカタログに記載された内容です。

 
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