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マダガスカル〜超望遠ズームで小動物を撮る〜 マダガスカル〜超望遠ズームで小動物を撮る〜
稲垣 徳文 with SP AF200-500mm F/5-6.3 Di
稲垣 徳文
フォトグラファープロフィール
ギンネムノキの下で待っていると、サルたちはやってきた。キツネザルで知られるマダガスカル南部のベレンティー自然保護区を訪れた10月、サルたちは子育ての真っ最中。どの群れにも子ザルを抱えた母ザルの姿がある。サルたちは食料とする木の葉を求めて木から木へ活発に動きまわっている。しかしながら木の上のサルに近づくことはできない。

そんな状況で200-500mmという超望遠ズームレンズはその真価を十分に発揮してくれた。上下左右、好き勝手に動きまわるサルたちも、500mmで眺めれば表情はもちろん目の動きまではっきりとわかる。ニホンザルとはかけ離れた容姿のマダガスカルのサルたちも、親に甘える子ザルのようすを見ていると、やっぱりサル。ファインダーから目が離せなくなった。

訪れたのは乾期の終わり頃、マダガスカル南部の森は葉が落ちた冬枯れの状態だった。SP AF200-500mm F/5-6.3 Diは素直なボケ描写を持っているから、煩雑な森もボケ味を生かしてシンプルにまとめることができ、枯れ枝だらけの殺伐寂寥とした景色にならずにすんだ。その後は、南西部にあるバオバブの並木道や北部のビーチリゾートを巡った。ワイドレンズで撮影されることの多いバオバブの並木も、望遠レンズ特有の圧縮効果で迫力のあるカットを撮影できた。

マダガスカルは日本の1.6倍の面積がある大きな島。長距離の移動はすべて飛行機、機材はすべて手荷物で機内に持ち込まなければならないが、このレンズは他の機材と一緒にカメラバック収納できるコンパクトなサイズなので手荷物も一つにまとめることができる。また、マダガスカルの自然保護区はどこも徒歩での散策になる。アフリカのサファリツアーのように荷物は車に積み込んで必要に応じて機材を使い分けるようなことはできない。今回多くのシャッターチャンスをもたらしてくれた、手持ちサイズの超望遠レンズSP AF200-500mm F/5-6.3 Diは、こうした小動物の撮影には欠かせない一本になっている。

SP AF200-500mm F/5-6.3 Di
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