|
パキスタンがインドから独立したのは1947年。そして僅か2年後に新首都イスラマバードをつくった。近代的なビルが立ち並ぶイスラマバードの街を後に今回は一路北をめざす旅にでかけた。パキスタンのノーザンエリアには北部山岳地帯を縫うように走るカラコルムハイウェイが通っている。中国との国境まで1,000キロ近く、しかしハイウェイはと名ばかり落石や雪崩が毎日のように何処かで起るちょっとスリリングな山岳街道だ。目指すは中国国境近くの長寿の桃源郷「フンザ」である。
かつては王国として栄えた美しい村で、山岳地帯に点在する村々に寄り道をしながら800キロの道のりを3日かけて走った。フンザ滞在中には少しトレッキングしカラコルム山脈の雪をいただいた7,000メートル級の山々も撮影する予定だったが残念ながら天候が悪く今回は山の写真はあきらめざるを得なかった。また来春に楽しみを残している。
今回の旅はカラコルム街道に沿って山岳地帯の村々を撮影するのが主なのでフットワークをよくするためカメラ、レンズとも必要最小限の装備ででかけた。レンズは(1)TAMRON LD (IF)17-35mm(F2.8-4) (2)TAMRON LD(IF) 28-300mm(F3.5-6.3)予備として(3)TAMRON LD (IF) 28-75mm(F2.8)の3本のみだったが、小さなバッグ一つで歩きまわることができ軽快な撮影ができ、結果的には大変質のよい画像が得られた。超広角側でのディストーションも少なく周辺光量不足もないシャープな像は他の2本のレンズと色再現にも変化がなく好感の持てるものであった。今回は17-35mmの特集ということで取材したなかから17-35mmレンズで撮影した写真だけで組んでみた。
|