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AF28-300mm F/3.5-6.3 バック・ストーリーズ
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バック・ストーリーズ
第1回 「A061」のデビュー
第2回 高倍率ズームの夜明け
第3回 「モデル71D」を生んだテクノロジー
第4回 さらなる高倍率化への道
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 第4回 さらなる高倍率化への道 BACK   NEXT
タムロンの技術陣が挑んだ“ズームレンズのIF化”。
「モデル71D」 レンズ構成図   フォーカシングのためのレンズの駆動方式には3つの方式があります。主に単焦点レンズで採用される全体繰り出し方式、大口径の望遠系レンズに使用されてきたインターナルフォーカス(IF)方式、そして前玉繰り出し(前玉フォーカス)方式です。従来、ズームレンズのフォーカシングとして一般に採用されていたのは前玉フォーカス方式でした。構造が比較的シンプルで、ナチュラルな光学特性が得られるからです。
  さて、ズームレンズにおけるMODの短縮化の問題です。タムロンの技術陣は、この問題をクリアするために、IF方式の採用という“常識破り”の選択をしました。IF方式というのは、前玉フォーカスが一番前のレンズ群を繰り出すのに対し、レンズ内の一部のレンズ群を移動させることによってフォーカスを合わせる方式です。タムロンがIF方式の導入を検討していた当時は、広角から望遠までをカバーするズームレンズをIF方式で構成するとレンズの基本構成が変わってしまうため、撮影倍率が下がったり、ボケ味が不自然になったりといった問題が発生するとされていました。高倍率ズームとIFは相容れない関係というのが当時の常識だったのです。タムロンの技術陣は、撮影距離と倍率の兼ね合いをはかりながら、そして「71D」のサイズ内でIFを実現させることを成功させました。軽く、そして小さなフォーカシング系を実現するためのIFが誕生したのです。これは、MOD問題解決のための大きな一歩でした。


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