プロカメラマン・レポート
MODEL A09
 SP AF28-75mmF/2.8 XR Di
 LD Aspherical [IF] MACRO
タロムン|レンズテクノロジー
スペック一覧
フォトギャラリー
カタログ請求
カメラ誌掲載記事
 トップ  フォトギャラリー  竹中 隆義
 竹中 隆義 back   作品一覧へ
竹中 隆義  F2.8クラスのズームは、大きくて重いのが当たり前だと思っていた。それがタムロンの28〜75ミリでは、ひとまわり以上の小型化。この差は使ううえで大きい。 これまでは、あのビッグサイズを克服してこそ高画質が得られるものと我慢していたけど、これなら持ち運びも苦にならない。このレンズは大口径クラスに携行性のよさを持ち込んだ点で画期的だ。
 そうなると気になるのが、描写性能のほうだが、この面でも心配することはない。「SP」の称号が付くように、タムロンの高性能グループの1本である。適度なコントラストと繊細な線描写はハイコントラストでシャープネスを求めがちな普及タイプとは一線を画する。 絞り開放から実用範囲内だし、広角側28mm時の周辺描写のよさは水準以上のものである。
 コンパクトなわりに手にした際に感じる重み。これが描写性の高さに繋がると思うと、なんとも心地よい。適度な重さがボディーバランスをよくし、低速シャッターでの制御も安定する。実用レベルの絞り開放描写と相まって暗い場所等、手持ちでの稼動範囲も広い。さらに最短33センチまで寄れるから、これ1本でかなりの撮影がこなせる。
 テレ側が75ミリ止まりの点にちょっと物足りなさも感じるが、70〜200ミリクラスの望遠ズームと組みあわせればさして気にするほどでもない。使ってみれば、標準ズームに求められる常用性にもっとも適うレンズであることがわかる。
略歴

 1964年愛知県生まれ。
 1986年東京写真専門学校 名古屋校 入学
 1988年東京写真専門学校 名古屋校 卒業
田沼武能氏に師事
 1992年フリーの写真家となる
 
雑誌、パンフレット等の写真撮影
カメラ専門誌の執筆
総評へ   作品一覧へ