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2009年3月24日
株式会社タムロン

デジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ相当*)専用
開放F値2を実現した大口径・等倍マクロレンズ
SP AF60mm F/2 Di II Macro 1:1 (Model G005)を開発

総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:小野守男、本社:さいたま市)は、デジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ相当*)専用の、開放F値2を実現する大口径・等倍マクロレンズ
『SP AF60mm F/2 Di II Macro 1:1 (Model G005)』
を開発致しましたので、お知らせ致します。
SP AF60mm F/2 Di II Macro 1:1 (Model G005)

商品名 価格/発売日
SP AF60mm F/2 Di II MACRO 1:1 (Model G005)

キヤノン/ニコン用(AFモーター内蔵レンズ)/ソニー用
価格/発売日 未定

SP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1(Model G005)』(以下『SP AF60mm F/2 Di II MACRO 1:1』 )は、35mm判換算(※1)で93mm相当の画角をカバーし、同クラスのマクロレンズの一般的な開放F値2.8よりも、1段明るいF値2を実現。やわらかなボケ味を堪能することができる、大口径・等倍マクロレンズです。
(※1)タムロンの換算値は1.55倍です。
  • * Di II (Digitally integrated design):デジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ相当)専用レンズで、デジタルカメラの特性に配慮した光学設計を採用しています。撮像素子サイズがAPS-Cサイズ相当より大きいデジタル一眼レフカメラや、35mm判フィルム用一眼レフカメラには使用出来ません。
  • * 以下、「APS-Cサイズ相当」を省略します。

開発の意図
タムロンのマクロレンズ・シリーズ(『SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(Model 272E)』、『SP AF180mm F/3.5 Di MACRO 1:1(Model B01)』)は、きわめて高画質な描写性能に高い評価をいただいております。近年、APS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラが大きく成長する中、APS-Cサイズ相当のデジタルカメラを使って90mm相当の扱いやすい画角でマクロ撮影を楽しみたいというお客様のご希望をいただいておりました。このお声に応えするべく、タムロンは永きに渡って培ってきたマクロレンズ設計ノウハウを結集して、通常の開放F値より1段も明るい、大口径F2を実現した60mmマクロレンズを開発いたしました。自然の中での植物や昆虫のマクロ撮影から、やわらかなボケ味を活かしたポートレート撮影、そして、低照度下での明るいF値を活かした撮影まで、幅広く活用できる高性能レンズです。

光学的特長
  1. 大口径F2を実現。徹底した性能重視設計の等倍マクロレンズ

    APS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラ用マクロレンズとして、世界初(※2)となるF2という大口径を実現したマクロレンズです。徹底した性能重視設計により、各レンズ群の複雑な動きを高度にコントロールし、大口径化による収差変動の増大を極力まで抑え、無限遠から最至近まで、画面のすみずみまで均一で高性能な画質を実現いたしました。また、開放F2での撮影では、F2.8に比較してさらに被写界深度が浅く、やわらかで大きなボケ味が得られますので、マクロ撮影の表現を大きく拡げることができます。定評あるタムロンのマクロレンズ設計ノウハウを結集して開発された、シャープな描写とアウトフォーカス部のボケ味が絶妙のバランスを奏でる大変魅力的なレンズです。
     (※2)2009年3月1日現在、APS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラ用マクロレンズにおいて、当社調べ

  2. 大型のLD(異常低分散)レンズの採用

    第一群に大型のLD(異常低分散)レンズを2枚採用し、色収差をはじめとして諸収差を徹底補正。高画質化を実現しています。

  3. クラス最長(※3)のワーキングディスタンス100mmの使いやすさを実現

    等倍マクロ撮影時における、レンズ先端から被写体までの距離であるワーキングディスタンスを、100mmという長さに設定することができました。被写体との距離を保つことによって、レンズ鏡筒の影がフレーム内に入ることが少なくなり、また、昆虫など、近づくと逃げてしまう被写体に対して程良い距離を保ちながらのマクロ撮影が可能となります。
     (※3)2009年3月1日現在、単体で等倍撮影可能な焦点距離50~60mmのマクロレンズにおいて、当社調べ

  4. 徹底したゴースト、フレアー対策を実施

    あらゆる撮影条件下で良好な描写を得るために、レンズ面の反射を抑える新BBARマルチコーティングを採用。短波長域の透過率アップと長波長域への拡大を両立しました。さらに、インターナル・サーフェイス・コーティング(レンズ貼り合わせ面へのコーティング)を積極的に採用し、ヌケの良い描写と抜群の色再現性、優れたカラーバランスを獲得いたしました。

機構的特長
  1. 大口径F2ながら軽量・コンパクトなサイズを実現

    大口径F2化に伴うレンズの大型化を防ぐため、高度な機構設計技術を駆使し、従来のマクロレンズの内部構造を見直しや、各部部品の高精度化、緻密化を図り、最大径73mmというコンパクトなサイズを実現いたしました。また、信頼性の高いエンジニアリング・プラスティックによる精密成型部品を積極的に採用し、画期的な軽量化を実現しました。

  2. インターナル・フォーカス方式採用で操作性を向上

    フォーカシングによる全長変化のないインターナル・フォーカス方式を採用。前玉が繰り出すことがないので、撮影時の操作性を大きく向上させました。そして、このインターナル・フォーカス方式の活用と光学的工夫によって、クラス最長(※4)のワーキングディスタンス100mmを実現。マクロ撮影時に被写体との適切な距離を保ちながらの快適な撮影を可能としています。
     (※4)2009年3月1日現在、単体で等倍撮影可能な焦点距離50~60mmのマクロレンズにおいて、当社調べ。

  3. フルタイムマニュアル機構搭載

    マクロ撮影では微妙なピント調整が不可欠です。フルタイムマニュアル機構搭載により、オートフォーカス撮影時でもフォーカススイッチを切り替えることなく、マニュアルフォーカスによるピントの調整ができます。また、マニュアルフォーカスの操作性を向上、しっとりとした手ごたえのあるフォーカスリングの操作感により、確実なピント合わせが可能です。

  4. シンプルで美しい外観デザインを採用

    さまざまな一眼レフカメラにマッチするように、シンプルでなめらかなシルエットのデザインを採用しました。塗装は高級感ある繊細なシボ塗装を施しています。

■仕様
モデル名 G005
焦点距離 60mm
明るさ F/2
画角(対角画角) 26度35分(APS-サイズ相当)
レンズ構成 10群14枚
最短撮影距離(m) 0.23m
最大撮影倍率 1 : 1
ワーキングディスタンス 100mm
フィルター径(mm) φ55mm
全長(mm) 80mm
最大径(mm) φ73mm
質量(g) 400g
絞り羽根 7枚
最小絞り F/22
標準付属品 丸型フード
対応マウント キヤノン用/ニコン用(AFモーター内蔵レンズ)/ソニー用
* 全長・質量は、ニコン用(AFモーター内蔵レンズ)の数値です。
* 仕様、外観、性能等はお断りなく変更される場合があります。