タムロンSP AF17-50mm F/2.8 XR Di II を持って沖縄へ行った。沖縄は何度も行っているのに、仕事ばかりで観光をしたことがない。10年ぶりに首里城、正殿の前に立つ。なんて鮮やかな赤なんだろう。純度がちがう。つい近寄ってアップで写したくなる。いや、そうじゃない。これだけのシーンだ。まずは全体を写そう。このときには17mmがものをいう。17mmと18mmは、35mm判換算では25.5mmと27mm。焦点距離の差はわずか1.5mmでも、画角ははっきり異なる。目の前の雄大なものを納めたいとき17mmはありがたい。
10月だというのに夏色の小道。光と影のコントラストに沖縄を感じる。最後に一言アドバイスしたい。広角を使いこなすには、レンズを振り上げたり振り下ろしたりするばかりでなく、レベル(水平)を出せるときにはピシッと決めることだ。振り上げたり振り下ろしたりしたときの遠近感は天地につく。立体感は天地ではなく、奥へとつけられるようになると上級者だ。そのときレンズは身体の一部になる。平凡な景色でも、見え方が変わる。SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II は、空気感が伝わる、温度が伝わるレンズだ。使う側もその能力に応えたい。