プレスリリース
可視光から近赤外光までカバーする、3メガピクセル対応レンズを発売
メガピクセル・NIR対応バリフォーカルレンズ
1/2.7型 2.8-13mm F/1.4 (Model: M13VG2813IR )
総合光学機器メーカーでセキュリティ市場のリーディングカンパニー、株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、可視光域、近赤外光域の全域において高画質を実現した、3メガピクセル対応のバリフォーカルレンズ 1/2.7型 2.8-13mm F/1.4(Model: M13VG2813IR) を発売いたします。

商品名 | M13VG2813IR |
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発売日 | 2017年8月1日 |
希望小売価格 | オープン |
監視カメラへの高画質化の要望が高まる中、カメラに使用されるイメージセンサーの高画素化が進むと共に、夜間監視においても高画素のカメラが積極的に使用されるようになりました。このような動向をふまえて、タムロンでは3メガピクセル対応の高解像を実現し、さらに近赤外光域においても性能劣化なく使用できる高品位なバリフォーカルレンズを開発しました。
製品特徴
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1.「3メガピクセル対応」 の高い光学性能
非球面レンズやLD(異常低分散)レンズの採用と、高度な光学設計技術により、3メガピクセルカメラやフルHDカメラに対応する高画質を実現しました。また、開放F値をF/1.4とすることで、メガピクセルでありながら暗所での使用を可能にしました。
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2.汎用性の高い焦点距離2.8-13mmをカバーし、ワイド端で水平画角125.1°を実現
メガピクセルに対応する高画質化を図りながら、最も使用頻度の高い焦点距離2.8-13mmをカバー。特に広角側の焦点距離を2.8mm(画角:125.1°)とすることで、部屋のコーナーに設置して部屋全体の撮影をすることが可能です。
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3.NIR撮影時においても、メガピクセル画質を実現
最新の光学設計、使用するレンズ素材、加工精度の向上により、色収差や近赤外域の性能、周辺解像を大幅に改善、可視域だけでなく近赤外域もメガピクセルの画質を実現しました。これにより、可視光と近赤外光が入り交じる夜間においても、隅々まで被写体をクリアに撮影することが可能となりました。
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4.色ニジミ、フレアー、ゴーストの少ない描写を実現
色収差を極限まで低減する光学設計を行い、色ニジミの少ない描写を実現しました。
高度な設計解析を駆使し、画像に悪影響を及ぼすレンズ面での光の反射を防ぎ、さらにマルチコートを採用することで、フレアー、ゴーストの少ない描写を実現しました。 -
5.性能を最大限発揮できる高精度・高品質な構造を実現
部品一点一点の精度を高め、かつ高度な製造技術により生産。像移動や片ボケなどの画質の劣化を防ぐ工夫をしています。
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6.カメラとのマッチング性向上
レンズマウント面からのレンズ(後玉)の出っ張りを配慮した設計により、カメラ内の構造物と干渉することなく、ほとんどのカメラに装着可能となっています。
仕様
モデル名 | M13VG2813IR | ||
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イメージャーサイズ | 1/2.7" | ||
マウント | CS | ||
焦点距離 | 2.8~13mm | ||
絞り範囲 | F/1.4~F/360 | ||
画角 (水平 x 垂直) |
1/2.7型 | Wide | 125.1°x66.1° |
Tele | 26.7°x 15.2° | ||
1/3型 | Wide | 101.1°x 73.9° | |
Tele | 22.3°x 16.8° | ||
フォーカス範囲 | 0.3m~∞ | ||
操作方法 | フォーカス | 手動ロック付き | |
ズーム | 手動ロック付き | ||
アイリス | DCオートアイリス | ||
対応波長 | 可視光域~近赤外域 | ||
動作温度範囲 | -20℃~+60℃ |