2015年9月2日
株式会社タムロン

発売発表
SPシリーズを刷新する、革新的で個性的な2本の単焦点レンズを発売

SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)
SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)

総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:小野守男、本社:さいたま市)は、 デジタルカメラの進化に即応する卓越した描写性能を実現し、外観デザインや機能性、操作性を全面的に刷新した、新SP(Super Performance) シリーズを開発しました。その第一弾のレンズとして、手ブレ補正機構を搭載した35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の大口径広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012)」と、大口径標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)」を発売いたします。フルサイズカメラのみならず、APS-Cカメラにも最適な高性能で実用性の高い単焦点レンズです。

Model F012
Model F012
Model F013
Model F013
商品名
SP 35mm F/1.8 Di VC USD (Model F012) SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
発売日 (両機種共) 希望小売価格 (両機種共)
2015年9月29日
ニコン・キヤノン用 *ソニー用は順次発売
90,000 円(税抜)

* ソニー用はソニー製デジタル一眼レフカメラがボディ内に手ブレ補正機能を搭載しているため、手ブレ補正機構「VC」を搭載していません。
 ソニー用製品名はVC表記の無い「SP 35mm F/1.8 Di USD (Model F012)」および「SP 45mm F/1.8 Di USD (Model F013)」となります。

SP (Super Performance) シリーズ刷新の背景

1979年、タムロンは、SPシリーズの第一弾として「SP 90mm F/2.5 (Model 52B)」を開発して以来、高い光学性能を持つレンズや高性能でかつ特徴のあるレンズにこの名称をつけてきました。そして、これまで多数のSPレンズを開発してまいりました。
その間、四半世紀を経て、カメラを始めとする映像機器はデジタル化はもとより、イメージセンサーの高画素化や画像処理エンジンの性能向上を基軸として、大きな進化と多様化を遂げました。
2008年にミラーレスカメラが発売されて以来は、さらに多様化し、ユーザーの裾野を拡大。スマートフォンやインターネットの急速な浸透は写真や機材を取り巻く環境を変えてきました。
この変化に伴い、レンズにはさらなる高性能化が求められ、かつ、性能、操作性のみならず、デザインの良さ、カメラとのデザインのマッチングなどもレンズの価値を決める重要なポイントとなってきました。

タムロンもレンズをたゆみなく進化させ、2012年以降に発売した「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」、「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)」、「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)」、「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)」 のフルサイズ用レンズは、その卓越した描写性能や機能に高い評価をいただいています。
そしてこの度、さらにSPシリーズを強化するため、最高性能の追求、機能性・操作性の向上、そして機能美を極めた外観デザインに刷新した、新しい「SP」シリーズを開発いたしました。

新しいSPシリーズ第一弾、革新的かつ個性的な35mm、45mmの特長

タムロン初となる、標準域のレンズを開発するに当たって、これまでにない画期的な特長をもつレンズ作りを目指しました。
新しいSPシリーズにふさわしい最高の光学性能の実現、撮影の自由度を高める手ブレ補正機構を搭載、意のままに被写体に寄れる近接撮影能力、常用できるサイズと美しく精緻なデザイン。これらを最高のバランスで仕上げ、開放F値1.8から、高い描写性能をもつ、極めて実用性の高いレンズを実現しました。フルサイズカメラユーザーにもAPS-Cカメラユーザーにも常用いただける特長を持ったレンズです。

  • "最高性能"を追求した開放F値1.8大口径単焦点レンズ
  • 各種硝材の採用と最新の光学設計技術で諸収差を極限まで低減して、高い解像力を実現し、質感を精緻に描写。しかも明るいF値で撮影した際のボケ味も美しくなめらかです。F/1.8の絞り開放から使える高い光学性能を保有しています。

  • スタンダードレンズを革新する最短撮影距離の短縮
  • 焦点距離35mm、45mmのスタンダードレンズでは他に類を見ないほど最短撮影距離を短縮。思いのままに被写体へ近寄れることで、撮影の自由度を拡大し、新しい写真体験を切り拓きます。フローティングシステムの採用により、近接領域から全撮影領域にわたり高い描写性能を発揮します。

  • 高画素化時代には必須となる手ブレ補正機構搭載
  • 低照度下での手持ち撮影の自由度を広げるだけでなく、高画素カメラで目立ちやすい、画質を低下させる細かなブレを抑え、カメラとレンズが持つ高い性能を最大限に引き出します。

  • 隅々まで作り込んだ、柔らかなデザイン
  • 新しい「SP」シリーズのために、エンジニアリングとデザインを融合させ、細部にまでこだわり、高品位なデザインを完成させました。

    F012/F013

    • ① 柔らかで機能美にあふれたヒューマンタッチなデザイン
    • 内部には技術の粋を集約しながら、外観は機械然とした冷たさではなく、柔らかな人間味を放つことをコンセプトに、「ヒューマンタッチ」なデザインを開発しました。各所に有機的な曲線を取り入れることで、周囲の光によって柔らかく表面の光沢が変化します。また手に触れたときには、金属製の鏡筒の感触と、心地よいフィット感があります。対物側の化粧リングのカーブにもこだわり、被写体側からの見え方にまで心配りをしました。

    • ② ブランドリング&エンブレム
    • レンズとカメラボディの間に配置されたルミナスゴールドの「ブランドリング」と、同色の「SPエンブレム」を新しい「SP」シリーズの象徴といたしました。

    • ③ 表示部のデザイン
    • 表示の見やすさを追求し、表示窓をこれまでより大きくしました。距離目盛に記された文字についても、可読性の高いフォントを採用。細かな文字ひとつにも、デザインを徹底追求しています。

    • ④ スイッチ部の形状、操作の感触
    • AF/MFの切り替えや手ブレ補正機構VCのON/OFFスイッチの操作状況、使用条件を考慮し、スイッチの形状やトルクを改善しました。

    • ⑤ フード&キャップの形状
    • 本体のデザインにあわせ、フードやフロントキャップ、リアキャップを新たにデザインしました。
      さらにレンズ側のフード取り付け部の形状までこだわり、着脱の操作感、安定感の向上を図りました。